よくあるご質問

    Q. 含浸処理は加工前、加工後のどちらに行うべきですか?

    A. 加工することにより、内部の空隙が露出します。通常、加工後に含浸は行われますが、鋳造時点で圧力テストを実 施することが必要な場合はこの限りではありません。また、この判断は鋳造の過程や、漏出の箇所が未加工部分からなのか、などの要因にもよります。

    Q. 鋳物が振動にさらされた際、含浸素材は漏れますか?

    A. いいえ。我々の封止剤は強固に作られており、そのように脆いものではありません。封止剤は空隙の中に固定され 、鋳物の耐用される限りとどめられます。

    Q. メッキ加工において、含浸技術はどのように活用できますか?

    A. 漏出、気泡が発生することがラッカーや焼成エナメル仕上げ時の問題点です。これを防ぐために、メッキ仕上げ前 に含浸処理を施します。空隙のある箇所は電解質を集め、漏出、参加を引き起こします。含浸処理は気孔をふさぎ、均質なコーティングにします。

    Q. 欠けてしまった部品を含浸技術によって再活用することはできますか?

    A. いいえ。欠けてしまった素材は再度溶接するなどの方法によって再活用してください。含浸技術はこの場合にはお 役に立てません。

    Q. 焼結あるいは粉末冶金部品への含浸技術の適用について教えてください。

    A. 空隙封止は腐食や菌類の増殖を防ぎます。また、電気メッキを施す焼結部品には、メッキ加工前に含浸処理を施 す必要があります。追加の含浸をすることで、被削性が高まります。

    Q. 含浸加工により、変色は起きますか?

    A. いいえ、弊社の封止剤は変色の原因とはなりません。

    Q. 含浸加工により鋳物に変形、あるいは機械的性質の変質などは起きますか?

    A. いいえ。硬化温度を摂氏90度に設定したのはそのためです。変形、変質は弊社の封止剤を使用したことによって 起きることはありません。

    Q. ねじ穴が含浸加工の残留物により損傷、あるいは埋まってしまうことはありますか?

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    A. いいえ。我々はねじ穴を保護するために特殊な工程を採用しています。また、最新の注意を払って加工ボックス の中に鋳物を配置しております。さらに、弊社の封止剤は洗浄が非常に容易ですので、残留物が残ることはありませ ん。
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    Q. 六フッ化硫黄効果とは何ですか?そして、それは含浸素材によるものですか?

    A. 弊社の含浸素材は六フッ化硫黄による接続部、装置部の腐敗に耐性があります。弊社の封止剤を使用することで 高価なSF-6の流出を防ぎます。